2012MotoGP第18戦バレンシアGP:波乱の最終戦でした
2012MotoGPの最終戦、第18戦バレンシアGP決勝が終わりました。
微妙なコンディションで転倒者続出だった波乱のレースを制したのはペドロサ、今季7勝目。
ロレンツォ、ストーナーを抜いて今季最多勝利を上げました。
そして2位には、なっなんとスピースの代役で出走した、中須賀が入りました~!
3位は、今レースでMotoGPラストレースな、ストーナーが入りました。
チャンピオンが決定した後のエキシビション的なレースでしたので、
出来ればドライコンディションで、ロレンツォ、ペドロサ、ストーナーの
最後の三つ巴バトルが見たかったところですが、まぁこれはこれで面白いレースでした。
グリッド上でスリックを履いたロレンツォ、中須賀、
ウォームアップランでドライタイヤなマシン変更&ピットスタートしたペドロサ、クラッチロー、
5ラップ目にドライタイヤなマシンに乗り換えたストーナー、などなど、
大騒ぎでした。
そんな中、トップを守っていたロレンツォが周回遅れのエリソンをパスしようとした際に
ウェット路面に足をすくわれて転倒リタイヤorz ・・・残念でした。
しかし怪我がなかったようでよかったです。
いっぽう2位まで追い上げていたペドロサもコースアウトしたりしつつ、
最後まで走りきり、優勝。
ブラドル、クラッチローが転倒し、気がついたら2位な中須賀、
久しぶりに日本人の表彰台獲得です!
そしてストーナー、コンディションが悪すぎてモチベーションが上がらなかったようで、
イマイチなラストレースだったのが残念です。
さてこれで今シーズンも終了。
ロレンツォがチャンピオンを獲得したのが何よりでしたが、
今季も昨年に続き、HONDAマシンの速さが印象に残るシーズンでしたねー。
来期はYAMAHAがどれだけマシン的に挽回できるか、期待しています。